私は切支丹ではないので、クリスマスと言ったところで何の感興もわかないのだが、クリスマスソングにはいい曲が多いと思っている。
これは有名なクリスマスソングをビートルズの名曲のアレンジで演ってしまったアルバムである。
ジャケットからすでになりきっている。裏ジャケットにはひとりだけ裸足のヤツがいる。なんとも細かい。
1の "Jinglebell Rock" は "Please Please Me" のアレンジだ。いきなりあのハーモニカのフレーズで始まる。ギターのオブリガートなんかもまるっきりそのまんま。ハーモニーの付け方や途中でファルセットになるところもツボにきていて、よくぞここまで、と思ってしまう。
アルバム中一番のお気に入りは、ジョージの "Taxman" のアレンジの、8の赤鼻のトナカイ。曲に入る前の "One, two, three..." というつぶやきも、ギターのリフも完全コピー。バックのコーラスは "Taxman" と同じ音程で、もちろん歌詞は歌に合わせて「たっくすま~ん」ではなく、「る~ど~るふ」と歌っているのだが、ぴったりだ。
ビートルズのファンでなくても充分楽しめるが、ビートルズファンならなおさら楽しい。思わずニヤリとさせられるアレンジが随所にちりばめられている。
ちなみに、バンドの本当の名前は "Rubber Band" といって、デンマークのグループだそうだ。
ghostzillaは、名前からも分かるようにMozilla系のブラウザ。
なんとアプリケーションの枠の中でこっそり見られるのだ。うっしっしっし。
たとえばエクスプローラを開いているときに使うと、ファイルがずらずら出てくるところにウェブページが表示される。ツールバーなどはエクスプローラのままだ。
で、カーソルを枠の外に動かすと元の画面が表示される。そんで、カーソルで左端-右端-左端の順に画面の端っこに触れると、またエクスプローラ内にブラウザが復活。
もちろん、エクスプローラじゃなくって表計算でもメールソフトでもOK。ボスが来たらさっとカーソルを外に出しちゃえばいいんです。
画像や文字の隠れ具合のレベルを6段階に設定できる。レベルによって、カラー/モノクログレー、画像を常に表示/マウスを置いたときだけ表示、と変わる。グレーで画像隠してるととてもネットしてるように見えません。
日本語版はたぶんない。Win98SE、2K、XPで動作確認済み。
使用中のソフトを紹介。いずれもフリーで、Win98SE、2Kで動くもの。
2002年9月1日に見た展覧会のメモ。
横浜情報文化センター内放送ライブラリー展示ホール、入場無料。
ひとり一作品ずつ、絵葉書を売っていたが、なぜか気に入った作品の絵葉書がひとつもなかった。カタログ1,500円。買ってない。
2003年夏、宮城県沖で地震が起き、再放送の「おしん」は関東大震災に罹災した。
地震のことがちょっと気にかかっていたところに、神奈川県立歴史博物館で、今年で80周年となる関東大震災をテーマにした博物展があることを知り、出かけた。(2003年8月17日観覧のメモ)
震災絵はがきの復刻版が売っていたので3枚買った。
カレー本についての覚え書き。食べ歩き・レシピ本ではありません。
(もとは「キレンジャーの秘密基地」として本サイトで公開していた記事です)
カレーは自分で作るのが好きなので、あまり食べ歩きはしません。
そんなキレンジャーが複数回行ったことのある店。
(もとは「キレンジャーの秘密基地」として本サイトで公開していた記事です)
カレーミュージアムの全国ご当地レトルトカレーフェア(2002年)で、日本全国のさまざまなご当地カレーを楽しむことを知った。
その後、2003年のカレーミュージアムの改装により、なんとご当地レトルトコーナーが常設に。(しかし横濱カレーミュージアムは2007年に閉館してしまった)
以下は、カレーミュージアムや近所のスーパーで入手したレトルトカレーの覚え書きである。
(もとは「キレンジャーの秘密基地」として本サイトで公開していた記事です)
料理はたいがい本を見ながらするのだが、キーマカレーだけは何度も作るのでとうとう覚えた。
元々はたぶんdancyuあたりを参考にしたと思う。dancyuといえば、かなり前のカレー特集のレシピで、大林宣彦映画監督の野菜カレー が美味かった。野菜の水分だけで作るので、水不使用。しかしその分、大根1本すりおろすという罠が。
(もとは「キレンジャーの秘密基地」として本サイトで公開していた記事です)
これは神武天皇から昭和天皇にいたる歴代天皇の事績を、ひとりひとりについて簡潔に述べた本だ。
極めて抑制のきいた文体は、巻末の索引・年表・系図ともあいまって、新書という「読み物」よりは、どちらかと言えば「資料」を思わせる。
「資料」を淡々と読み進むうちに、なんだか日本の歴史はずいぶんと平板なんだなあという印象を持った。
もちろんそれは間違いで、鎌倉時代以降武家に主役の座を奪われてから、天皇自身の業績に目立ったものがなく、尻すぼみ状態で読み終えてしまったためにそんな印象になったのだと思う。たとえば古い時代には皇位継承をめぐる騒乱がやたらと多かったりなど、周りはいつもにぎやかだったようだし、摂関政治や院政も天皇を抜きにしてはありえないものだ。
実際、本文は約300頁なのだが、平安末の安徳天皇までで200頁に達しており、鎌倉・室町期も60頁で、江戸時代以降の400年が40頁だけでは尻すぼみの印象にならざるをえない。まあ平安時代は数年での譲位を繰り返していたから人数も多くなり、それだけ頁数が増えるということもあるのだろうが。
学校で習う日本史では英雄のように思える聖武は実は・・・とか、譲位の慣行が始まった理由とか、知っているつもりでいて知らなかった事柄も多くあり、尻すぼみの「資料」ではあったが楽しく読めた。
(笠原英彦著、2001年)(2004年2月10日読了)