10月23日、半年に一度の、東京駅の大丸のワインフェアに行ってきた。今回、予約はブルゴーニュを中心に11本だった。
年々ボルドーがおもしろくなくなっていく。以前は古酒も結構あったのだが。ブルゴーニュも予約中心だし。ということで、勢い、会場ではアメリカやオーストラリアのものを中心に漁ることになった。
以下、印象。
フランスでは、その栽培の難しさ繊細さゆえに淘汰され、長い間見失われていた高級品種カルメネール、チリの恵まれた大地にて復活という説明だが、試飲したらちょっとミントみたいな香りが強かったのでNG。
イタリアの「幻の銘酒」のひとつイル・カベルロ。通常マグナムサイズしか造らない蔵元が唯一750mlに詰めた年で、イタリア・コレクター垂涎の品ということだが・・・ 限定3本、予約とれず。残念。
結局、会場で選んだのは5本とちょっと少なめだった。意外にもドイツワインが多かった。あと、ビールバーもあった。今回はワインを先に飲んでしまったのでパスした。そういえば有料試飲があまりおもしろくなかった。オールドボルドーに偏りすぎだと思った。あ、でもDRCのリシュブールとかもあった。でも1杯3,800円じゃ飲まないけど。
3本だけとはいえ、50万円のロマネ・コンティが売り切れってのは、どういうことなんだろうなあとか思ったりした秋の午後。
このエントリのトラックバックURL: http://katzlin.asablo.jp/blog/2004/10/24/6642814/tb