KATZLIN'S blog

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世界の酒とチーズフェスティバル2004-10-24 11:11

10月23日、半年に一度の、東京駅の大丸のワインフェアに行ってきた。今回、予約はブルゴーニュを中心に11本だった。

年々ボルドーがおもしろくなくなっていく。以前は古酒も結構あったのだが。ブルゴーニュも予約中心だし。ということで、勢い、会場ではアメリカやオーストラリアのものを中心に漁ることになった。


以下、印象。

エチェベリア(チリ)
フランスでは、その栽培の難しさ繊細さゆえに淘汰され、長い間見失われていた高級品種カルメネール、チリの恵まれた大地にて復活という説明だが、試飲したらちょっとミントみたいな香りが強かったのでNG。
ティレル(オーストラリア)
こちら「ロマコンと並んだ」とか「ドンペリに勝った」とか、うたい文句派手すぎ。前回も出てて買ったので今回は見送り。ドン・ペリニョンとかを想像しないで純粋に飲めばとても美味しいと思うのだけど。
ジェシーズ・グローブ(カリフォルニア)
樹齢110年の古木で作られたジンファンデルが欲しかったが、なんと直前で売り切れ。仕方ないので前回も買った、古木50%ブレンドの方を購入。これは凝縮感もあってかなり美味かった。
レンウッド(オーストラリア)
試飲して、オレンジ・マスカットという品種のハーフを購入。すっきりした甘さで名前のとおりオレンジの香りがした。この品種のワインは他のメーカーのもあった。
ミシェル・マニャン(ブルゴーニュ)
'02年の赤ブルゴーニュを試飲して購入。果実味良好。
イル・カベルロ'92(イタリア)
イタリアの「幻の銘酒」のひとつイル・カベルロ。通常マグナムサイズしか造らない蔵元が唯一750mlに詰めた年で、イタリア・コレクター垂涎の品ということだが・・・ 限定3本、予約とれず。残念。
チーズ王国
特大モン・ドール1/12カットが気になった。ブリーみたいなカット売りになっているもの。
パン
横浜元町のレ・サンスというレストランのパン。いくつか買って帰り、夕食時に食べた。ぶどうくるみパンは、ナカザワの塗るチーズ(ブルーチーズ入り)にとてもよく合った。

結局、会場で選んだのは5本とちょっと少なめだった。意外にもドイツワインが多かった。あと、ビールバーもあった。今回はワインを先に飲んでしまったのでパスした。そういえば有料試飲があまりおもしろくなかった。オールドボルドーに偏りすぎだと思った。あ、でもDRCのリシュブールとかもあった。でも1杯3,800円じゃ飲まないけど。

3本だけとはいえ、50万円のロマネ・コンティが売り切れってのは、どういうことなんだろうなあとか思ったりした秋の午後。

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