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ヤマハTSS-15で音楽を聴いた2004-11-03 01:42

ずっと欲しかったホームシアターをとうとう買った。いろいろ迷ったが、いきなり本格的に入り込むのではなく、とりあえず5.1chを体感しようということで、ヤマハのTSS-15というセットを選んだ。TSS-10というモデルもあるのだが、AACに対応していないので、この後継機が発売されるのを待っていたのだった。

BSチューナを光、HDD/DVDレコーダを同軸、TV音声をアナログで接続した。光入力がもう1個あまったが、接続する機器がない。ウチのスカパーチューナには光出力がないし、ゲームはやらない。地上波TVはアナログだ。


さて、気になっていた機能がドルビー・プロロジックII。果たしてどんな音が聞こえるのだろうか。まず、TV音声で聴いてみた。・・・まあ、こんなもんかな、という感じ。ドラマやCMの効果音なんかが後方から聞こえてきたりして、サラウンド感もいい。なにより、明らかにTV単体より音がいい。センターSPがあるせいか、声もはっきり聞こえる。しかし低音が激しくブーミー。これは聞くに堪えないので、サブ・ウーファの音量は最低に下げた。

と、いうことは、コンサートのCDなんかを聴いたらさぞいいのではないか、と考えた。CDラックの一番手前にあった渡辺貞夫 "Parker's Mood" をDVDレコーダに入れてプレイボタンを押す。・・・失望。ハイハットが後ろから聞こえてくる。バスドラは前だ。いったいドラムスはどこにいるんだ。まあ無理もない、もともとソースが2chしかないのだ。ここで思いついたのは、さっきの効果音などもそうだが、どうやら周波数の高い音をリアSPに割り振っているのでは、ということだった。だから、会場の拍手なんかは後ろから聞こえてきた。
試しにフロント2chのみで聞いてみたら、ラジカセみたいな情けない音だった。リバーブで誤魔化しているんだなあということがよく分かった。音楽CDには不向きだ。

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