ウチは「ぷっすま」のファン。録画しておいた「『ぷっ』すま豪華お正月初生スペシャル」をさっき見た。
絵心クイズについて。
最近マンネリ気味だったけれど、久々に面白かった。おそらくお題が誰でも知っている普通のものだったからに違いない。古田・高津ともに絵に個性があったのがよかった(特に、高津が何を描いても2次元なのがツボにきた)。途中、ナギスケは黙っているのに二人でトークしてたあたりは野球選手とは思えなかった。
ビビリ王。
12月30日に放送した番宣スペシャルで、ナギが箱から出るところとか、スケが虎にびびってるところとかをさんざん放送してたので、先の展開が読めてしまい本放送が全然楽しめなかった。特に、ナギの箱なんかはかなり強烈なしかけだったのでとても残念。結構好きな企画なのに。
ココ1。
全部食べ物対決だったのがよかった。まあ、3回戦だけだからできたのだろうけど。イアン・ソープははたしてルールを理解していたのだろうか。雨上がりが登場シーン以外は活きていないような気がした。
生放送のギリギリマスター。
これはなんだかぷっすまとは違う番組みたいだなあと思って、あまり面白くなかった。アンガールズは早く終わっちゃったとき要員だったのね。
と、なんだかビミョーな展開だった。DVDに保存しておくほどではないかなあと思った。結構期待していたのでとても残念。21時台に放送して、ぷっすまを見たことのない人たちにアピールするのが主眼だったということか。
とにかく、録画放送の3企画を普通にじっくり見たかった。あれじゃ駆け足すぎて物足りない。物足りないのは対決の間の無駄トークがなかったからに違いない。(テレビ朝日/2005年1月2日放送)
当初は見るつもりはなかった。東博の展示品リストを見たらびっくりするほど展示品が少なかったからだ。メインの金堂の諸仏と鑑真像以外は瓦のようなものばかり。これで1,300円(割引券使用)とはひどい。
しかし、普段は柵越しに遠くからしか見られない本尊が間近に見られる。本尊自らの出開帳に敬意を表して(?)、出かけることにした。
開館前に並んで入場したのだが、混雑はそれほどでもなかった。平成館では、2階にあがったあと普段と違い右に進む。時計回りに1番目の部屋が「金堂再現」、その次が金堂の瓦類、3番目がVRシアターで、最後が「御影堂再現」。1階大講堂では映画「天平の甍」を上映していた。これを狙ってきた人も多いようだった。
会場を2周したあと、雨が降りそうだったので、本館をぶらりと1周しただけですぐに博物館を出た。
展示品が少ない=会場が広いので適度に人がばらけてゆったり観覧することができた。金堂再現のコーナーでは、肝心の仏像よりも展示品の説明板の方が人だかりが多かったのが笑えた。彼らは何を見にきたのだろう? 音声ガイドを聞いて説明を読めれば満足なのだろうか?
展覧会自体にはまあ満足できたが、それも事前にウェブでいろいろ情報を仕入れ、最初から割り引いて見たからだ。それでもやはりこの内容で1,300円は高い。金堂諸尊を間近で見られることに価値を見出せないと、激しく後悔することだろう。カタログもこの品数なのに2,300円もしたし、絵はがきもぱっとしなかったので買わなかった(1枚150円)。まあ復興勧進なんてこんなものかもしれない。
昼食は久々に伊豆栄に鰻を食べに行った。ひとりタバコを吸っているオヤジがいて(しかも子連れ)、おかげで折角の殿重がまずくなった。自分が食うときは吸わないくせに、食わないときは人に強制的に煙を吸わせる。いったいどういう了見なんだろう。こいつひとりのせいで部屋中のすべての人の食事がまずくなってしまうのだ。席が隣だったら文句を言っているところだったのだが。
少々不満を残したまま店を出たのは12時半頃。御徒町から山手線に乗ると雨がぱらぱらと降ってきた。
(東京国立博物館・2005年1月29日)