ブリューゲル好きを自認する自分としては、見逃すわけにはいかない。お盆なら人がいなくて空いてるだろう、ということで8月14日に観にいくことにした。
直前の10日にはBS日テレの『ぶらぶら美術館・博物館』でちょっと予習した。この番組は、美術番組らしからぬゆる~い雰囲気が好きなのだが、今回は(今回も?)あまりタメにはならなかった。
開場時間をちょっと過ぎた10:15に会場到着。するとなんと、予想に反して会場内は入り口付近に行列ができている有り様。係員が「並んで順番に見る必要はありません、空いているところからご覧ください」と絶賛アナウンス中という混雑ぶり。ブリューゲルなんて知名度も低いはずなのに、いったいどうしたことだろう。
展示の初め第1章は、『雄大なアルプス山脈の賛美と近郊の田園風景への親近感』ということで、風景画ばかりのもよう。当方は風景画を観にきたのではない、「キモかわいい」怪物たちを観にきたのだ。というわけで、ここはばっさりカットしていくぶん人の少ない奥へと進んだ。
1時間ばかり楽しんで会場の最後のショップに到着。キャラクターのフィギュアがあると聞いていたが、なんとガチャガチャだった。まさかこんなところでモヤさま気分が味わえるとは思ってもみなかった。2回やったら、キャラクター・ギャラリーの「足魚」と「卵ちゃん」のフィギュアが出てきた(ダブらなくてよかった)。
他に絵はがきと、「琴ペン」の携帯ストラップを買った。図録ももちろん買ったが、その隣に置いてあるDVDが無性に気になった。販促ダイジェスト版を見ていると、七つの罪源の『邪淫』(No.44)のヘンなやつが、オッパイもみもみしてディープキスしているアニメになっているシーンを見て、思わず買ってしまった。会場で流れていた『大きな魚は小さな魚を食う』のアニメも入っていた。
ドゥ・マゴでランチを食べてから帰った。
(Bunkamuraザ・ミュージアム・2010年8月14日観覧)
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