KATZLIN'S blog

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Norah Jones2005-04-17 23:28

16日、パシフィコ横浜に Norah Jones を聴きに行ってきた。「コンサートよりはレコード」派の自分は、ライブなんて10数年ぶりだ。最後に聴いたのは George Harrison with Eric Clapton だったか、それとも Wayne Shorter だったか。そんな自分が久々に、金払って聴きに行きたいと強く思ったのが Norah だった。

開演予定の17時を10分ほど遅れてスタート。彼女が赤いタンクトップに黒のロング・スカートで登場すると周囲の数人の女性客が「わぁかわいい」と声を漏らした。観客の年齢層は幅広く、20代くらいのカップルから、白髪の男性もいた。30代くらいの人が一番多かったような気がした。


Live In New Orleans のDVDを持っているのだが、それだとほとんどMCなしで、曲によってピアノとキーボードを行ったり来たりしながらひたすら歌っている。だがこの横浜では結構余計なおしゃべりをして、さらに意外なことに、ピアノを弾かずに歌ったりもしていた。Don't Know Why でピアノを弾かないのはちょっと残念に思ったが、スカートの裾をつまんでふりふりしながら歌うしぐさはなかなかキュートで、若い女性にはウケそうだと思った。ピアノレスは4,5曲あったと思う。

setlist は途中でもうわからなくなってしまった。Creepin' In あたりが自然に盛り上がってて良かった。
ステージのバックが時折一面の星になったりして思ったのは、Norah の歌には夜や星を歌うものが多いということだった。自分は歌詞を意識して聴くことがあまりないので今まで気付かなかった。
じっくり聴かせてほしかったが、最後に The Band の Life Is A Carnival を歌うところでスタンド・アップさせられチト興ざめ(立たされたり踊らされたりするコンサートが嫌いなので)。でも Rick Danko ばりの力強いベースにはこちらも思わずノッてしまった。

アンコールで3曲歌って、終了は19時ちょっと前。正味90分くらいだろう。
全体を通して、エレキよりもアコースティックなセットの方に魅力を感じた。そしてやはり、でかいホールよりは小さいクラブなんかで聴けたら最高だなあと思った。まあこの人気ぶりじゃあムリだろうけど。感想は、立たされたこともあって「まあまあよかった」というところ。

終了後はインターコンのイタリアン「La Vella」に行ったら喫煙席しか空いていないというので諦めた。で、どういうわけか野毛の「ISSA」という鉄板焼きの店で食事をした。シェフは元々フレンチの人とかで、ソースがいっぷう変わっていておもしろかった。牛トロあぶり寿司が美味かった。

(2005年4月16日観覧)

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