2002年9月1日に見た展覧会のメモ。
横浜情報文化センター内放送ライブラリー展示ホール、入場無料。
- 芦野宏-うまい。
- 加山雄三-いかにも素人っぽい単調な色づかい。
- 川合伸旺-なんとあの悪代官(または山城屋、西海屋、越後屋)がこんな優しい絵を描くなんて!
- 岸ユキ-輪郭をはっきり描くのが新鮮に思えた。アールデコ風とでも言おうか。
- 北野武-車や昆虫を細部に渡って描くわりには人物や背景がお絵描き。そこがいいのかもしれないが、自分的には不可。
- 国広富之-「くじらの夢」静止したくじらの青が美しかった。動きがまったく感じられないところが『夢』なのかな?
- 酒井法子-のりぴーお絵描き。
- 水前寺清子-押し花。
- 地井武男-キャンバスに水彩で描いた「北の国から」は、絵の具の剥落具合が面白かった。
- 中原丈雄-グワッシュ。うまい。
- 根本りつ子-赤を基調とした色づかいが面白い。
- 晴乃ピーチク-うまーい。
- 引田天功-っぽい作品。ハデー。にしても職業紹介が「イリュージョニスト」とは・・・
- マイク眞木-なんとイミテーションのバラのオブジェ。「BY MIKE "BARA" MAKI」のサインに爆笑してしまった。もうひとつは8mmフィルムを使ったビル街のアサンブラージュ。こちらはGood。
- 牧伸二-富士山を三題。普通富士山の絵というと見上げるアングルが多いと思うが、この人のはいずれも俯瞰しているのがおもしろい。
- 松村邦洋-野獣派を思わせる大胆な色づかいの油絵。テーマがいずれも自分のアイドル芸人ばかりなのがちょっと残念。他のテーマでも見てみたいと思った。
- 松本幸四郎-意外にも繊細な墨のドンキホーテ。
- 八代亜紀-出展5品とも、色づかいも豊富で思わずため息が出た。「時空を越えて-ラファエルに捧ぐ」は、画面左から右に向かってシャボン玉を流した導線の導き方が見事。これで右上の空間が生きた感じ。ちょっと透視があやしかったけど。石原裕次郎の肖像は石原家に贈ったもので、滅多に公衆の前には出ないものなんだそうな。ダークな色調のバックと脂ぎった裕次郎の調和がいい。
- お絵描き
- 東ちづる、安達祐実、飯田圭織、和泉雅子、酒井法子
- 記憶なし
- 新井晴み、安奈淳、市川団十郎、内海桂子、桂三枝、里見浩太郎、春風亭柳昇、デヴィ夫人、イーデス・ハンソン、星ルイス
ひとり一作品ずつ、絵葉書を売っていたが、なぜか気に入った作品の絵葉書がひとつもなかった。カタログ1,500円。買ってない。