KATZLIN'S blog

Contents

Dell Inspiron 630m 購入2005-12-24 22:38

メインPCとして、Dell の Inspiron 630m を購入した。
5月だったか、メインで使っていたイーヤマのノートPCが壊れてしまった。それからずっと、サブのNECのノートを使っていたのだった(これが愛用のブラウザ Opera と相性が悪いのか、しょっちゅう落ちる)。
次に買うメインPCの条件として、

  1. A4ノート
  2. 英語キーボード
  3. CPU は Pentium M (セレロンはイヤだ)

この3つだけは譲れない。で、探してみると、英語キーボードが選択できるのは Dell か HP か東芝くらいしか見当たらない。Lenovo は英語キーボードにあとから換装することも可能だが、あの Esc の場所がどうしても馴染めない。エスケープするつもりで F1 を押してしまい、ヘルプ画面になるのはストレスがたまる(このときのヘルプの展開の遅いのなんのって)。Winがないのも痛い。
で、消去法で Dell になった。

  • CPU:Pentium M 740 1.73GHz
  • RAM:512MB x1
  • HDD:100GB
  • 無線LAN:Intel PRO/Wireless 2200BG
  • 14.1インチTFT WXGA
  • DVD+/-RW (DVD+R 2層書込み対応)

と、まあこんな構成で送料込みで13万円弱。ワイド液晶というのがどうもひっかかるが、キーボードと値段からすると他に選択肢がないようだった。それにチップセットがインテルなので、Linux とも相性がいいだろう。


以下は1週間使用してみてのインプレ。

デルのノートはキーボードがぺらぺらだという評判だが、打鍵感は思ったほど悪くなかった。想定の範囲内、というヤツだ。職場で使っている Happy Hacking Keyboard Lite 2 と比べてキーの縦幅が短いのだろうか、Enter を押すときたまに(バックスラッシュ)も同時に押してしまうが、これはそのうち慣れるだろう。このバックスラッシュもHHKに合わせてBackSpaceに設定を変えようかと考え中。Caps Lock は速攻で Ctrl に変更した。また、AXキーボードドライバをあてた。これで右 Alt ひとつで漢字かな変換ができる。Space が若干右寄りにあるが、このキーを左で押すクセのある自分でも大丈夫。

がむちゃくちゃ静かだ。それまでのNECがほとんどファン回りっぱなしですさまじい爆音を出していたが、寒いせいかほとんどファンが回らない。たまに回っても以前ほどうるさくなくて、リビングで使っていてもまったく気にならない。

液晶はそこそこきれいだと思う。可もなく不可もなく、という感じか。光沢液晶も選択できたが、自分はパソコンで動画を鑑賞することはまずないので、ノーマルのもので充分。ただ、画面は今まで普通のA4ノートを使っていた身としてはずいぶん小さく感じる。そりゃそうだ、同じサイズに1024ピクセル入っていたものを1280にしようというのだから。だからB5ノートで XGA の画面を見ているような感じがする。うーん、やはりワイド画面のモデルを選んだのは失敗だったか・・・

内蔵無線LAN は感度がいいのだろうか、今まで使っていたメルコのカードでは検知できなかった無線基地まで探してきている。

スピーカは、職場や家で今まで使ったことのあるPCの中では一番音がいい。音量を上げても割れない。逆に、レコードショップサイトの試聴ソースの音の悪さがひどく際立ってしまうという難点も。

我が家の愛用のHDD/DVDレコーダはパイオニアの DVR-710H(2年くらい前のモデル)。DVDマルチドライブは RW の相性があるのかなあと思っていたが、710H で VR 形式で録画したテレビ映像もちゃんと読み取れた。ちなみにウチの Inspiron に搭載されているのは NEC の ND-6650A というドライブだった。まだ Inspiron で DVD を焼いたことはないので、逆が可能かは不明。実は試しに焼いてみようとしたのだが、ハングってしまい上手くいかなかった。メモリ 512MB は映像編集には少ないのかもしれない。

パーティションは100GBでひとつだが、自分はシステムとデータ領域を別にしないと気持ちが悪いのでパーティションを分割することにした。分割には Knoppix (CD1枚だけで動くLinux) に入っている QTParted が便利だ(Windows の Partition Magic みたいなソフト)。Windows を7.5GB残し、Linux 用に10GB、残りを FAT32 にして Win と Linux の共通のデータ領域にする。また、Windows 領域の前に数百MBの何かの設定ファイルのようなものが置いてある領域があったが、これはそのままにしておいた。
で、やってみたら、Windows から見たデータ領域のドライブが E になっている。つまり、C ドライブの次が E になっているのだ。これは非常に困る。愛用ソフトのもろもろはファイルの受け渡しやらの設定がすべて D ドライブの絶対指定になってる。今までの環境から、フォルダごとそのままコピーして D ドライブに置くだけですぐ使えるようになっているのだ。これを全部書き換えるなんて気が遠くなる。ドライブレターを変更しようとしてもなぜか D だけ選択できない。
おそらく Windows 領域の前にあるあの設定領域が D で予約されているに違いない、と考えた。検索してみるとどうも要らないようなので、再び QTParted を使いその領域を削除。で、Windows に戻ろうとすると、今度は Windows 自体が立ち上がらなくなってしまった。消したパーティションの中にブートセクションでも入っていたのだろうか。仕方ないのでいったんパーティションをまっさらにしてから仕切り直し、Windows のインストールからやり直した。これでようやく FAT32 が D ドライブになった。

再インストールのとき、XP が嫌いなので 2000 にしてみた。しかし 2000 用のドライバが見つからない。そこで、付属の再インストール CD についている XP 用のドライバをあててみたらきちんと動いた。付属 CD のドライバは HDD 上に解凍して使う形式なので、これまた D ドライブに置いておいた。これで Windows の再インストールが必要になったときも楽できる。USB が1.1でしか動かないので焦ったが、これは 2000 を SP4 にアップグレードして、Windows Update からドライバを検索したらちゃんと 2.0 になった。

Windows 環境はひととおり設定し終え、今は Linux での Intel PRO/Wireless 2200BG の動かし方を研究中。

コメント

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://katzlin.asablo.jp/blog/2005/12/24/6650220/tb