デパートでワインを買おうとレジに並んでいたところ、レジ近くの日本酒の冷蔵庫にブルゴーニュワインの瓶が入っていた。気になってよくよく見ると、「MASUIZUMI」とあった。そう、日本酒だったのだ。
商品の説明を読んでみると、ブルゴーニュのドメーヌ・ラモネ(Domaine Ramonet)で使用した白ワインの樽で熟成させた日本酒ということだった。思わず買ってしまった。
帰宅してネットで調べると、純米大吟醸と純米原酒の2種があるようで、今日買ったのは後者だった。
早速開けてみる。おお、コルクで栓がしてあるのか。ラベルや瓶だけでなく、こういうところもワインっぽい。コルクもイタリアの安ワインみたいなちゃちいやつじゃない。ちゃんと満寿泉のロゴと、ビンテージまで書いてある専用コルクで、「JAPANESE SAKE」の文字が。
色は、すこーしだけ褐色がかっている。樽に由来するものだろうか?
一口飲んでみた。なんとも複雑な香りだ。当然だが、樽香がする。それが日本酒のコメの香りと妙にマッチしている。あくまでも日本酒なのだが、重口の白ワインという感覚もある。一口で大ファンになってしまった。美味い酒にめぐりあえたときの幸せを感じた。
ワインより強いのでそうがぶがぶは飲めない。バキュヴァンで栓をして冷蔵庫にしまった。日本酒は抜栓してからの味の変化も楽しみだが、これはどうなるだろう。純米大吟醸も気になってきた。
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