相棒が新聞記事で見つけた展覧会。骨だけの展覧会って珍しいのではないだろうか。
小学校低学年の頃だろうか、あれほど首の長いキリンも人間も、首の骨は同じ数で7つだということを本を読んで知ったとき衝撃を受けた。自分が動物のからだに興味を持った最初の体験だった。
以来、人体解剖図(美術用です)や動物の骨格のイラストなどを見るのが楽しい。この骨は人間でいうと踵にあたるんだ、とか考えながら見てるとちっとも飽きない。というわけで、この展覧会はぜひ見たいと思っていたのだ。
京橋にあるINAXギャラリーを訪れたのは初めてだった。展覧会は、ショールームのある建物の中の小さなスペースで無料で開催されていた。どうして陶器メーカーが骨? と不思議だ。
では、以下に印象を。
帰りにブックレットを買った。普通の美術展などの図録にあたるだろう(市販されているようだ)。総じて楽しめたが、欲を言えばもうちょっと広いところでゆったりと見たかった。
信号を渡ってすぐのホテル西洋銀座のイタリアンでランチを食べてから家路についた。東京駅からJRで帰ろうと歩きだしたところ、雨が降ってきたのですぐ近くの地下鉄京橋駅へ。地下鉄に乗ると、JRは落雷でストップしているという放送が入った。ラッキーだった。
(INAXギャラリー・2006年7月15日)
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